MENU
借りる 借りる 買う 買う 場所から 日本地図

JAPAN BOXロゴ

借りる 買う 住所から探す 条件 路線・駅 日本で部屋を借りるには お役立ち情報 掲載をご希望の方
×
日本の生活お役立ち情報 物件選びお役立ち情報

東京で暮らす在日外国人、帰国子女の子どもの公立小学校における受け入れ体制

HOME > 東京で暮らす在日外国人、帰国子女の子どもの公立小学校における受け入れ体制

東京で暮らす在日外国人、帰国子女の子どもの公立小学校における受け入れ体制

外国人のご家族が日本で暮らすことになった場合、子どもの就学について多くの情報が必要になります。

ジャパンボックスが東京の公立小学校の仕組みや、外国人の子どもの受け入れ体制、手続き、相談窓口など、役に立つ情報をまとめてご紹介します。

東京の公立小学校について

ジャパンボックス | A girl at a public elementary school in Japan

東京の公立小学校の現状、仕組み

東京都内には公立小学校が1,267校(令和2年4月1日現在)あります。

日本では満6歳から6年間、小学校で教育を受けます。学校は4月から始まり、1年を2つの期間に分ける2学期制と、1年を3つの期間に分ける3学期制の学校があります。

公立小学校にかかる費用

公立小学校では授業料、教科書は無料です。

定期的にかかる費用は、給食費があり、1ヶ月約4,000円かかります。メニューは栄養バランスを考え工夫され作られています。食べ物アレルギーなどあれば、事前に教師へ相談し、対応がとれるようにしましょう。

その他にはPTA会費や教材費、修学旅行等の行事にかかる費用があり、その都度徴収されます。

公立小学校に必要な主なもの

日本の小学校では通学時の荷物入れとしてランドセルを使用しています。使用していない学校もあるので、通う学校が決まったら事前に確認しましょう。

その他にはお道具箱、上履き(教室用・体育館用)、体操服、絵具セットなどが必要です。また学年によって書道セット、鍵盤ハーモニカ、リコーダーを使用します。

東京の公立小学校の受け入れ体制、言語サポート

JAPANBOX | Language Support Systems in Japanese Public Elementary Schools

日本語が不得意な子どもに向けた東京都の取り組み

東京の公立小学校では、日本語が不得意な子どもに向け、さまざまな取り組みを行っています。

国際学級がある学校、ボランティアの通訳が派遣される学校、日本語学級がある学校、日本語指導員が個別に補修してくれる学校など、サポート内容は区や学校によって異なりますが、外国人の子どもを受け入れる体制を取っている小学校が多々あります。

また英語以外にも、中国語や韓国語の通訳サポートがつく小学校もあります。

港区の小学校2校でイングリッシュサポートコース(ESC)開設

外国人家族の居住が多い港区では、東町小学校(全学年)と南山小学校(1~4学年)の2校に、イングリッシュサポートコース(ESC) があります。国際学級講師を配置しており、外国人の子どもに英語で授業を行っています。

日本人の子どもとすべての授業が別教室ではなく、授業によっては同じ教室で学ぶものもあるため、互いに多様な文化や価値観に触れ合うことができる環境になっています。

中野区の外国人小学生への就学支援

中野区では外国人小学生の入学希望者へ、さまざまなサポートを行っています。

入学前は教育支援室での入学説明、学校との日程調整や入学時の同行などがあります。入学後は日本語指導(最大80時間)の派遣や、学習指導(週1~2日)、さらに昼休みや給食時に話し相手になる外国人留学生の派遣(週1~2回)まであり、子供の気持ちに寄り添った手厚い支援体制が整っています。

東京の公立小学校で外国人の子どもが就学するための手続きや相談窓口

JAPANBOX | Consultation at a ward office in Tokyo

就学手続き

東京の公立小学校で就学する場合、まず最初に保護者の方がお住まいの区市町村の役所に行き、教育委員会で手続きをします。その後、お住まいの住所により学校が決まります。

区市町村教育委員会の連絡先はここ(ローマ字あり)

教育相談窓口

教育相談やいじめ相談の対応をしている、教育相談センターがあります。

電話での対応は日本語ですが、来所相談(事前に電話予約)では通訳を介した相談ができます。

対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語で、毎週金曜午後1時~5時に対応しています。

生活支援案内

法務省による多言語で生活全般の情報が載っている、外国人生活支援ポータルサイトがあります。こちらは日本語、やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ネパール語、タイ語、インドネシア語、ミャンマー語、クメール(カンボジア)語、フィリピン語、モンゴル語など、多言語に対応しています。

就学援助事業

経済的な理由で小学校への就学が困難になった場合は、学用品費、給食費、医療費等の援助事業を利用できます。

申込手続や援助内容は各区市町村により異なります。<L> ”各区市町村教育委員会”にお問合せください。”各区市町村教育委員会”こちらはお住まいの市区町村のボタンを押してください。多くの市区町村のサイトにはそれぞれ多言語での説明があります。

まとめ

ジャパンボックス | How can you find the right public elementary school for your child in Japan?

お子様がいて引越しを考えている場合は、引越し前にリサーチして自分の子供を行かせたい学校を決めてから、その公立小学校の学区内に住居を探すというのも日本で珍しくないパターンです。あなたのお子様が日本で充実した学校生活を送れることをジャパンボックスは願っています!

こちらもおすすめ>> 日本での出産を考えている外国人ママが知っておきたい、費用と公費について

TOP