日本で住居を借りるときに必要な初期費用の目安は? 【初期費用を低くする方法】
この記事を読めばわかること
・賃貸契約時に家賃の他に何のお金が必要か?
・初期費用の目安は一般的に家賃の5~6ヶ月分
・初期費用を低くする方法
・初期費用を抑えた時のメリット・デメリット
日本の賃貸で最初にかかる費用の種類と相場
家賃の約5~6ヶ月分が初期費用の目安
日本で家を借りたい場合、家賃の他に、敷金、礼金、仲介手数料、保険料などの初期費用が必要です。
敷金
敷金の金額は家賃の1~3ヶ月分のことが多いです。敷金は、家賃の滞納など、何かがあった際に償却できるように最初に大家さんに預けるお金になります。主に、あなたが借りた家から立ち退いた後で、部屋を綺麗にするための費用になります。例として、ハウスクリーニングにかかる費用が挙げられます。敷金は、退去するときに、必要な分を差し引かれて残りは返してもらえます。
礼金
礼金の金額は家賃の1~3ヶ月分のことが多いです。家を貸してくれた大家さんに対するお礼のための費用です。日本では一般的な費用になります。礼金はお礼として渡すお金で敷金とは違い戻ってくることはありません。
・敷金礼金について詳しくはこちら >>敷金と礼金を分かりやすく解説!賃貸を探す前に知っておくべきこと
仲介手数料
不動産屋さんに対して支払う手数料です。一般的に家賃の1ヶ月分であることが多いです。仲介手数料は支払うお金なので返却されることはありません。
その他の費用
一般的に必要となる初期費用として上記以外では、事前に1ヶ月分を支払う前家賃、火災保険などの保険料、新しい鍵にするための鍵交換代などがあります。最初に支払う費用で内容が分からない項目があれば不動産会社に聞いて確認をしてください。
賃貸契約のための費用だけではなく引っ越しや家具を揃えるための費用も考慮しておく必要があるので、賃貸契約における初期費用は可能な限り抑えたいと考えている方も多いはずです。後に詳しく説明しますが最近の日本では礼金・敷金が0円の物件も増えています。仲介手数料が無料な場合もあります。当然その場合は初期費用を抑えることができます。礼金・敷金が0円について良い点も悪い点も知った上で、あなたにとって最適な賢い選択をしてください。
>>敷金と礼金がいらない!ゼロゼロ物件の仕組み・メリット、デメリットとは?
初期費用を抑える方法
分割払いにする
新しい生活を始めるときに貯金が底をついてしまっては不安になります。そんな方におすすめなのが初期費用の一部または全部をクレジットカードで支払い分割にする方法です。クレジットカードで支払えばポイントやマイレージがたまるので、ポイントを貯めるためにクレジットカードでの支払いを希望する方もいるはずです。クレジットカードでの支払いができない場合もあるのでクレジットカードが使えるかどうかは不動産会社に聞いてみてください。
シェアハウスなどの短期契約は初期費用が少ない
シェアハウスやマンスリーマンションは、1ヶ月からという短い賃貸契約の物件が多くあります。初めて日本に来る方が、まずはシェアハウスに住むというケースがあります。プラーベートルーム付きのシェアハウスでは入居者が個室を持っているのは賃貸アパート・マンションと同じですが、キッチン・リビング・お風呂場などが共同です。シェアハウスでは家具や家電製品などが備え付いているので、生活を始めるための費用が抑えられます。数ヶ月以内に引っ越しをする予定がある方、日本に短期滞在する方にもおすすめです。敷金、礼金、仲介手数料などが必要ない場合が多いので、初期費用を抑えたい方にとって魅力的な選択です。シェアハウスやマンスリーマンションを日本での住まいとしての候補に入れてみてもいいかもしれません。
- ジャパンボックスがオススメする初期費用が抑えられる東京のシェアハウス
- >>東京のシェアハウス・ラフェスタ
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礼金・敷金0円
礼金・敷金0円の物件は初期費用を抑えることができます。最近では人気の物件でも礼金・敷金0円ということもありますが、「契約から1年以内に退去をする場合は、違約金を請求する」といった違約金の設定をしていることがあります。違約金については契約時に知っておくべきことの一つになるので確認をしてから契約をしてください。敷金が0円の場合は退去時の支払いが増えることはよくあります。礼金・敷金0円の場合のメリットやデメリットをよく知った上であなたにとって最適な物件選びをしてください。
>>敷金と礼金がいらない!ゼロゼロ物件の仕組み・メリット、デメリットとは?
フリーレント
フリーレントとは契約から一定期間の家賃が無料になる物件です。通常は1ヶ月分の家賃が無料になることが多いですがなかには3~6ヶ月の家賃が無料になる場合もあります。フリーレントがある物件も短期間で解約した場合の契約違約金の設定があるケースが多いので契約時によく確認して納得した上で契約をしてください。
初期費用の負担は軽くなる傾向
最近の日本の傾向として人気の物件でも礼金・敷金だけではなく仲介手数料が低く抑えられている物件も多いです。新しい生活を始める時には出費も多いの抑えられる初期費用は抑えたいところです。日本で、あなたが賢く初期費用を抑えて最適な住まいを見つけられることをジャパンボックスは心より願っています。
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