日本で部屋を借りるときの流れを知って、お気に入りの部屋を見つけよう!
日本でお部屋を借りるときの一般的な流れは以下の通りです。事前に大まかな流れを知っておくことで、気に入った物件が見つかった場合に円滑な契約へと進みやすくなります。内見時に確認すべき点、申し込み時に有利に進める方法などを簡単にまとめました。
・気になる物件を見つけたら不動産会社に連絡をします。
・不動産会社の担当の方と一緒に部屋の内見に行きます。
・その部屋の賃貸契約を希望する場合は申し込みをします。
・管理会社またはオーナーの審査を通ると契約可能になります。
・重要事項説明にて契約内容の説明を受けます。
・契約書にサインして必要なお金を払います。
・家の鍵を受け取り、引越しをします。
不動産会社の担当の方と一緒に部屋の内見に行きます。
内見とは気になる物件を実際に見に行くことです。
内見の予約を取って不動産会社の担当の方と待ち合わせをしてお部屋を見に行きます。内見は無料です。内見をしないでも契約できる物件もありますが実際に見に行くことで本当に住みたい部屋かどうかの判断がしやすくなります。オンライン内見に対応している不動産会社も増えています。
内見時の服装は?
大家さんが内見に立ち合う場合もあり得ます。清潔感のある身だしなみで行きましょう。服装はカジュアルで問題ありません。
内見時は家に上がるときに靴を脱ぎます。裸足は避けたほうが無難でしょう。
内見するときのチェックポイントを事前に決めておこう。
エアコンがあるか?冷蔵庫や洗濯機の置き場はあるか?周辺の環境は?天井の高さは?
事前に自分のチェックポイントをはっきりさせて内見時に不動産会社の方に聞いて確認してください。
その部屋の賃貸契約を希望する場合は申し込みをします。
申し込みとは
内見した物件が気に入り契約をしたい場合は申し込みをします。申し込みをしても契約をしたことにはなりません。具体的な交渉や相談がある場合はこのタイミングが適切です。ただ、人気の物件であまり交渉する内容が多すぎると他の入居希望者が優先される可能性があります。申し込みをすることで「家賃は払えるか」などの入居者審査に入ります。
申し込みの順位とは?
同じ物件に複数の申し込みがあった場合は先着順で優先順位が決まる場合があります。早くに申し込んだ人が有利になりやすいので気に入った物件があった場合は早めに申し込みをした方が入居できる可能性が高くなります。書類などを事前に不備がないように揃えておくことで迅速に申し込みがしやすくなります。
申し込みはキャンセルできる?
はい。申し込みはキャンセルができます。ただし契約書を締結した後は無料でのキャンセルはできません。申し込み段階でキャンセルをすることが決まった場合は早めに不動産会社に伝えましょう。申し込み段階ではキャンセルができますが大家さんと不動産会社に謝罪の気持ちとキャンセルの理由を説明をすることが一般的です。申し込みの時に「申込金」等を支払った場合、「申込金」はキャンセル時には返ってきます。最近では申込金が発生することが少なくなりましたが、申込金を預ける場合は事前に「預かり証」を発行してもらうことをお勧めします。
契約に進む前に重要事項の説明を不動産会社の方から受けます。
重要事項説明とは?
不動産会社の有資格者が「この賃貸物件はこのような条件で契約しますよ」という内容を書面で契約前に明記し説明することを法律により義務付けたものです。入居した後や退去時にトラブルが発生しないように借主は重要事項説明に納得してから契約に進みましょう。例えば、費用に関すること、特約、更新、設備、敷金、退去時のルールなどここで確認しておくことが後々のトラブル防止になります。IT重税と言って、不動産会社によってはPC・スマホなどのテレビ電話を利用して遠隔で説明を受けることも可能です。
いよいよ契約です!
無事に、審査、重要事項説明が終わったらいよいよ契約です。必要書類を提出して、礼金や敷金などの初期費用を支払います。契約書の内容を改めて確認して納得したら契約書にサイン(捺印)します。必要な書類と費用をあらかじめ揃えておくことでスムーズに契約を進めることが可能になります。
鍵の受け取り
物件の鍵を受け取ったら入居です!