準備をしておくと順調に申し込める!日本の賃貸契約で必要になる書類
日本で賃貸住宅を借りる際には、たくさんの書類が必要になります。外国籍の方の場合に必要となる書類も多くあります。入居申込み時には必要になるので、住まいを探し始めたとき、早めに準備するようお勧めします。
申込み時に提出した書類にもとづき、賃貸人または管理会社が入居審査を行い、承認されると賃貸住宅を借りることができるようになるのです。
本人確認のために必要な書類
賃貸借契約を締結するには契約する方の本人証明が必要です
本人確認のためには下記の書類の準備が必要になります。
・パスポート
本国で交付された渡航証明書であり身分証明書としても使われます。
・在留カードまたは特別永住者証明書
日本において90日以上の滞在が許可された方に、日本の法務大臣が交付するICカードです。なお、特別永住者の方は在留カードではなく特別永住者証明書が交付されます。
・住民票
賃貸住宅の管理会社によっては住民票の提出を求める場合もあります。住民票はお住いの自治体に移転してから14日以内に、原則としてご本人が住民登録をしなければなりません。手続きには在留カードまたは特別永住者証明書が必要です。
勤務先や学校を証明する書類
就労していること又は通学していることを証明する書類です
・勤務証明書
勤務先が証明する書類で、賃貸借契約を締結するご本人が就労していることを証明します。
・就労資格証明書
勤労資格証明書という場合もあります。日本の法務大臣が証明するもので、ご本人が収入を得て就労することのできる資格を証明する書類です。
・在学証明書
学生の方は在籍する学校から発行してもらえる書類で、在学していることを証明します。
・資格外活動証明書
留学生の方や他の在留資格を有する方で、認められている活動以外の収入を得る活動を行おうとする方に交付される証明書です。留学生の方は勤務先が特定されていなくとも交付されます。留学生以外の方は勤務先への就職が内定された時点で申請すると交付されます。
交付は出入国在留管理庁が行いますが、手続きは各地の出入国在留管理局または支局などで行います。
収入を確認できる書類
家賃の支払いができる収入のあることを証明する書類です
・会社員などの方
源泉徴収票または給与証明書を勤務先から交付してもらえます。
・個人事業などの方
お住いの税務署に提出した前年度の確定申告書の写し、または税務署発行の納税証明書を提出します。
・これから就職する方
給与支払い証明書または給与支払い予定証明書を勤務先から交付してもらえます。
・無職の方
本国の親元などからの送金証明書、奨学金支給証明書、預貯金通帳の写しなどを提出します。
まとめ
賃貸契約や申し込みの際に必要になる書類を知りあらかじめ準備をしておくことで自分の希望する物件への入居が順調に進む可能性が高まります。不動産会社の担当の方にも相談をしながら早めに準備を進めてください。ジャパンボックスはあなたが日本でお気に入りのお部屋を見つけられることを願っています!