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敷金と礼金がいらない!ゼロゼロ物件の仕組み・メリット、デメリットとは?

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敷金と礼金がいらない!ゼロゼロ物件の仕組み・メリット、デメリットとは?

お部屋探しをしていると「ゼロゼロ物件」という文字を見かけることがあります。

初期費用を大幅に減らし、入居時の借主の負担を軽くしてくれる賃貸契約の形です。

そんなゼロゼロ物件の仕組みやメリット、デメリットを理解して、安心して契約に進みましょう。

ゼロゼロ物件とは?

woman explaining about the contract

ゼロゼロ物件とは賃貸物件を契約するときの敷金・礼金が0円の部屋です

1988年に東京の大手不動産屋が始め、近年は賃貸業界の競争激化に伴い空き家が増えたことから、空室対策としてゼロゼロ物件も増加。

初期費用が抑えられ、若者や非正規雇用者が引越しやすいことも人気の理由です。

以前は、なかなか借り手が見つからないような部屋がゼロゼロ物件として貸し出されていましたが、近年は立地が良かったり新築のアパートでもゼロゼロ物件として入居の募集をしています。

ゼロゼロ物件のメリット

ゼロゼロ物件の1番のメリットは、なんといっても引越しの初期費用が安くなること。

日本での引越しの初期費用の相場は、なんと家賃の約5ヶ月分と言われています。

家賃が月に6万円だとしたら、初期費用は30万円ほど必要になるということです。

この場合、初期費用の内訳は敷金と礼金で12万円、その他には不動産の仲介手数料・鍵の交換費用・家賃の保証金・火災保険料・家賃の前払い分で約18万円。

ゼロゼロ物件ならば敷金礼金がなくなるので、初期費用の半分近い額が浮くことになります。

新生活はなにかと物入りなので、浮いた分の費用で家具や家電を揃えたり、賃貸契約以外の費用に回すことができるのは嬉しいですね。

ゼロゼロ物件の注意点

とっても魅力的なゼロゼロ物件ですが、もちろんデメリットもあります。

・家賃が高め

大家さん側からすると、敷金や礼金が0円ということはリスクになります。

敷金は部屋の修繕費用と、家賃の滞納時の備えとしての役割も果たしているからです。

そんな理由から、敷金・礼金ありの契約と比べると家賃は高めに設定していることがほとんど。

ちなみに、敷金が無料だからといって修繕費用も無料になったわけではありません。

部屋の修繕費用は必ず支払わなければいけないもので、ゼロゼロ物件の場合は退去時に支払うことになります。

つまり、支払いのタイミングが変わるだけなのです。

このことを知らずに「退去時にお金を請求されるなんておかしい!」と思う人もいるようですが、この点はきちんと理解しておきましょう。

・短期解約違約金

また、ゼロゼロ物件ではクリーニング費用等に当てるために短期違約金が発生する場合もあります。

短期解約違約金とは、契約期間中に退去すことになったらが発生する違約金のことです。急な転勤、ご近所トラブルなどの正当な理由があったとしても、契約内容の一部であった場合は支払い義務が発生します。契約の際に内容を理解して賃貸借契約を締結しましょう。

契約のときに確認すること

賃貸借契約で確認することをおすすめするポイント

・賃貸契約の期間は何年か?

・退去時の部屋の修繕費用は定額か?

・ハウスクリーニングの費用は誰が負担するのか?

ハウスクリーニングの代金を借主が負担する場合は、明確な金額が定められている場合もあります。

ゼロゼロ物件が向いている人

正しく契約内容を理解していればメリットが大きいゼロゼロ物件。

このような人に特に向いています。

・引越しをしなくちゃいけないけれど初期費用があまりない

・入居したら長期間住み続けるつもりでいる

・日中はあまり家にいない

・計画的に貯金ができる

引越しのときに資金がなくても、退去時の修繕費用を計画的に準備できれば問題ありません。

日中は仕事や学校に行っていればご近所トラブルが起こる可能性が少なく、さらには転勤もなければ短期解約違約金についての心配もいりません。

このような人は、ゼロゼロ物件を借りることのメリットが高いです。

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